薬用樹 (2023年8月)
2023年08月30日
自然の薬用樹が生み出す百薬丸
※長野県木曽の御嶽山の麓にある長野県製薬を訪問 (2023/8/12)
(長野県製薬株式会社:胃腸薬「御岳百草丸」を製造・販売)
(1) 観察の動機: 身近にある漢方薬の百草丸
自然大学で植物について学んだことで愛用している百草丸は、自然の生薬として身近にあること知った。
実際に製薬会社を訪ねて、その原料となる樹木を観察すると共に百草のル-ツと薬用樹について調べた。
(2) 製会社を訪問: 百草丸の原材料と製法説明を聞く
展示中の黄柏(オウバク)を前にして製薬会社の人から説明してもらって、その薬用樹とその製法を理解した。
(3) 薬用樹と生薬: 樹木が生薬になるそのル-ツをたどると、人と自然の長い歴史がある
ミカン科の落葉高木キハダの樹皮を剥がしその内皮の部分を薬用としたものが「黄柏」でその木を観察した。
(4) 気づき
キハダ薬用樹は身近にあって、それを原料として生薬となる。人は自然の中で生かされている。
(5) 自然は未来への遺産
自然の保護と人と共存出来る持続可能な環境の大切さを知った。