現在、日本の機械メーカーが自社製品を海外に輸出する際に、CEマーキングなどの法規制・規格が大きな障壁となっています。私たちの主な仕事は、この法規制・規格を満たすだけでなく、本質的に安全な製品をつくるために、安全規格・技術の側面からメーカーの開発設計者をサポートすることです。
私たちは、輸出製品の国際安全規格・技術、及びそれらに関連する業務サポートを通して、メーカー様の製品の「安全なものづくり」と「法規制・規格への適合」を実現して、社会に貢献することを目指しています。
現在、日本の機械メーカーが自社製品を海外に輸出する際に、CEマーキングなどの法規制・規格が大きな障壁となっています。私たちの主な仕事は、この法規制・規格を満たすだけでなく、本質的に安全な製品をつくるために、安全規格・技術の側面からメーカーの開発設計者をサポートすることです。
私たちは、輸出製品の国際安全規格・技術、及びそれらに関連する業務サポートを通して、メーカー様の製品の「安全なものづくり」と「法規制・規格への適合」を実現して、社会に貢献することを目指しています。
法規制・規格は、以前に増して目まぐるしく変化しています。海外に製品を輸出する場合には、この変化を事前に キャッチして製品に反映することが必要となります。これらの変化に対応出来ない場合には、その市場から脱落せざるを得ない状況となることは、昨今の事例から明らかとなっています。
限りある経営資源の中で的確な対応することは、困難なことが多くありますが、日々の物づくりの活動の中でこれらを一つ一つ対応して行くことが解決策となります。
また、安全な製品づくりを目標として、国際規格・海外規格に適合した個社に適した物づくりの体制を構築、各部門の役割を明確にして実践すること、及びこれらの情報収集も必要となります。
思考技術は、問題解決と意思決定のコストを下げる。
※思考技術とは?
2021年4月21日に現行の機械指令 (2006/42/EC) に置き換わるものとして機械規則 (Machinery Regulation) が欧州議会、欧州理事会へ提案(下記)されています。
「機械製品に関する規制の提案 欧州委員会COM (2021) 202 2021/4/21」
(Proposal for a Regulation of the European Parliament and of the Council on machinery products)
※URL: EUROPEAN COMMISSON
現行の機械指令 (MD) の問題点として、紙ベースの膨大な書類による金銭的・環境的コスト負荷が大きいことが指摘されていて、今後、特にメーカーの取扱説明書(Instruction/User Manual)の対応がより重要となって来ています。 (詳細は、URL原文参照)
1.7.4. Instructions
The instructions accompanying the machinery product shall be either ‘Original instructions’ or a ‘Translation of the original instructions’, in which case the translation shall be accompanied by the original instructions. …
1.7.4.2. Contents of the instructions
(c) the EU declaration of conformity, or a document setting out the contents of the EU declaration of conformity, showing the particulars of the machinery product, not necessarily including the serial number and the signature, or the internet address where the EU declaration of conformity can be accessed.
今後、正式に機械規則(Regulation)が発行・制定された内容を確認することが必要ですが、特に重要な安全に関するユーザーへの提供情報をどのようにするかの問題がありますが、基本的に取扱説明書がデジタル形式で提供する時代で規格IEC 82079-1の適合と共にその対応が必要となっています。
※URL: IEC 82079-1による使用説明書作成
対象システムの安全関連部 (ISO 13849-1) に求められる安全機能、カテゴリ、及びパフォーマンスレベルについて、妥当性確認を基本安全原則、及び十分吟味された安全原則に基づいた規格で設計のための一般原則を規定、規格名は「妥当性確認」ですが、設計の考え方、方法を述べている観点からで必読すべき規格です。
ISO 13849-1, ISO 13849-2、及びISO 12100の用語定義にはその具体的定義は示されていない。
その定義を解釈するために参考となる記述は、ISO 13849-2 の附属書A~Eに妥当性確認ツールがあるのでこれらを理解して、それらを具体的に解釈して対応することが重要となる。
※ここでは、機械・電気システムのみ記載 (解釈 ★特に重要)